未来の自分へのプレゼント

「健康寿命」って言葉、耳にしたことはありますか?

健康寿命とは、人の手を借りずに、自立して日常生活を送れる期間のことを指します。
反対に、サポートが必要になってからの時間を「介護寿命」と呼びます。

たとえば、厚生労働省の発表した最新の数字(2022年)では、
   •   女性の平均寿命:87.09歳
   •   男性の平均寿命:81.05歳

それに対して、健康寿命はというと、
   •   女性:75.38歳
   •   男性:72.68歳

この数字を比べると、
女性は約12年、男性はおよそ8年のあいだ、誰かの支援を受けながら過ごしているということになります。

これって、他人事ではありませんよね。
私たち一人ひとりが、これからどう歳を重ねていくかを考える、すごく大切なヒントになるんです。

理想は、「いくつになっても、笑顔で、軽やかに生きていくこと」。
そのためにできることは、特別なことじゃなく、毎日の小さな習慣の積み重ねなんです。

たとえば…
   •   栄養のバランスが取れた食事
   •   体を無理なく動かす(お散歩やストレッチなど)
   •   気持ちがほっとする時間、人と笑い合う時間

こうした習慣が、健康な日々の土台になります。

そして、もうひとつ忘れずにいたいのが
「自分を大切にする時間」です。

誰かのために頑張ることも素晴らしい。
でも同じように、自分の心と体をいたわることも大事にしてあげてくださいね。

私は酵素ファスティングを通じて、
体と心の声に耳を傾ける時間の大切さに気づきました。

「体が軽くて元気って、こんなに気持ちいいんだ」
そんな実感が増えていくと、毎日がどんどん毎日の景色まで明るく見えてくるから不思議です。

不調が続いていたときには気づかなかった、小さな幸せ。
朝の光や、誰かとの何気ない会話にすら「ありがたいなあ」と思えるようになりました。

健康寿命をのばすというのは、ただ長く生きることではなくて、
「自分らしい毎日を最後まで楽しむための土台を育てること」だと私は思います。

今の自分が積み重ねる“ちょっとした意識”や“丁寧な選択”が、
未来の自分にとっての優しさや安心になるんですね。

年齢を重ねることを不安に思う日があっても大丈夫。
どんなタイミングからでも、自分を整える一歩は踏み出せます。

そしてその一歩は、決して小さなことではありません。
それは、未来のあなたへの贈り物なんです。

さあ、今日からできることを、ひとつずつ。

笑顔の自分でいるために。
心地よく年齢を重ねるために。
一緒に歩んでいきましょうね。

【参照データ】
・平均寿命(2022年):厚生労働省「令和4年簡易生命表」
・健康寿命(2019年):厚生労働省「健康寿命に関するデータ」